4月6日から就業して、あっと云う間の2週間でした。セキュリティ管理が厳しく仕事場には一切の私物持ち込みが禁止、ティシュペーパーやハンカチすら持ち込み不可。尚且つ、ポケットなしの制服着用なので持ち込みたくてもそれも出来ません。又、手に隠し持って入室することもできません。入出門ゲートで監視カメラに手のひらを広げて裏表を見せなければならないからです。だからゴミすら持ち出すことができません。
必要なものは、中に全て揃えています。
現在の勤め先はISO9001(品質マネージメントシステム)、ISMS(情報セキュリティマネージメントシステム)、Pマーク(個人情報保護マネージメントシステム)の三つの資格認証をしております。第三者機関による定期審査にパスしている事です。基本はペーパーレス化を推進しており、業務に必要なマニュアルも全てパソコン内に入っております。
更にこの職場はコロナ対策も徹底しており、政府によるマスク解禁(個人判断)があった後にも、対策の継続実施をしています。お陰で毎日出勤前に体温計測と記録、マスク着用は必須、入室時のアルコール消毒、食堂での黙食等々です。自分は高齢者で持病持ちなので安心ではありますね。
職場は、大人数での職場になりますので全てパソコンを通じてのやり取りとなります。慣れるのにも少々時間がかかります。たまにイヤフォンを付け忘れて指示を聞き洩らしたりとかもしました(汗)。現在の状況はパソコン教室での集合研修を大人数でやっているイメージです。100人位同じフロアにいます。
この職場のメリットは休憩が午前中に1回、昼食を挟んで午後に2回あることです。又、帰りに人が集中しないように5分前シフトがあります。18時定時の5分前に終業するグループと定時グループに分けることによりスムーズに帰宅できることです。デメリットは従業員同士の人間関係が出来ない事です。仕事に関することは隣同士で相談を禁止されているので、会話がほとんどありません。2週間経ちましたが、一人も友人ができません。多分、自分は退職するまで友人ができないと思います(泣)歯車の部品になった感覚です。正直、3現主義(現場・現物・現実)の自分にとっては、違和感がある職場になります。off-JTによる研修は、教える側に取っては大人数を教えるのに適した方法ではありますが、実践をモットーにしている自分にはOJTが一番しっくりいく方法だと思います。人の成長に関する学びの法則「7・2・1の法則」では、人は7割を「仕事上の経験」、2割を「上司や先輩からの助言やフィードバック」、残りの1割を「研修などのトレーニング」で学ぶことです。2週間も研修をやっていても仕事が本当に出来るか不安でしかありません。
又、来週以降に本番が始まるようですが不安がいっぱいの今日この頃です。では今日はこの辺で失礼致します。